本紹介

【本紹介】「スゴい!行動経済学」から人間の行動を知ろう!

こんにちは!まろんぼーいです。

 

今回から、自分のアウトプットも兼ねて、定期的に僕が読んだ本を紹介していきたいと思います。

 

 

僕は結構本を読むのが好きで、本を読むのは趣味の1つになっています。

じゃあどんな本を読むのかというと、基本的に「教養本」です。

 

 

巷には多くの本があり、様々なジャンルの本にあふれています。

 

ただ僕が本に魅力を感じるのって、「自分が知らない新しい知識を増やすことができる」からなんです。

 

なので、小説だったりは全く読みません…(笑)。

あと「モチベーションアップ!」だったり、「行動しろ!」みたいな自己啓発もほとんど読みません。

たまーにテンション上げるために読みますが、基本的に達観してしまう癖があって、

「そうはいうけどそれはあくまでその人の考え方でしょ?科学に基づいていたり汎用性はあるの?」って思ってしまうタイプなんです(ひねくれてる(笑))

 

そうはいっても歴史的名著に関しては長い時代の淘汰の中で生き残ってきたので信ぴょう性があると思って読みますが!

 

 

 

なので僕は基本的に、「科学」や、「歴史」に基づいた知識本を読んでいます。

ただ僕、忘れやすい癖があって、よく読んだ本の内容を忘れてしまうんです…

 

 

なので、この場をお借りして、本の内容と僕の解釈を残していこうと思いました!

 

 

手っ取り早く「科学」や「歴史」についての知識を増やしたい人がいたら、この本の紹介シリーズを読んでいただいて、参考にしていただけると幸いです!

 

 

俺では早速行きましょう!

 

 

 

今回紹介する本

 

記念すべき第一回目の本はコチラです!

 

橋本之克さんの、「スゴい!行動経済学」です。
2020年1月と最近書かれた本で、「行動経済学」という分野に興味を惹かれて買って読んだところ、超面白かったので紹介させていただきます!
目次
〇行動経済学とは?
〇面白い人間の心理的バイアス紹介
 ・サンクコスト効果
 ・解釈レベル理論
 ・プロスペクト理論
〇最後に ~行動経済学を知ると日常生活が得に!~

〇行動経済学とは?

さて、冒頭でも「行動経済学」という言葉が出てきましたが、これはいったい何でしょう。
本書では、「『心理学』とお金や損得を扱う『経済学』を合わせた学問」と紹介されています。
これ、本書を読み進めていくとまさにそうだなと感じます。
心理学と聞くと、「印象のいい話し方」だったり、「恋人、友人、上司との付き合い方」のような、対人のコミュニケーションに関するものを想像していました。
そんな中でこの行動経済学は、「経済」と心理学を結び付けていて、まさに僕の考え方を広げてくれた良書でした!
面白かった具体的な理論については次章で解説しますが、
日常何気なく行っている買い物だったり、働き方だったり、はたまたギャンブルだったり、
そういったお金に関する選択、判断が、自分の想像以上に科学的に誘導されていることが実感できます。
また、著者はこの行動経済学を学ぶことによって以下が可能になると解説しています。
①セルフコントロール
②スムーズな人間関係
③社会や企業の改善
僕個人としては、①のセルフコントロールは非常に役に立つと思っています。
なにか大きい買い物だったり、衝動買いをしそうになった時に
「あれ?今自分は本当にこれが買いたいのか?それとも行動心理学を巧みに使った企業の戦略に踊らされているのか?」と考えられるようになるのではないでしょうか。
この理論の内容を覚えてなくても、少なくとも「何か誘導があるんじゃないか?」と考えられるだけでこれまでよりも一歩合理的な判断ができると僕は思いました!

〇面白い人間の心理的バイアス紹介

それでは本書で数多く紹介されている行動経済学の理論の中から、3つ僕的に目からウロコだったものを厳選して紹介させていただきます!

・サンクコスト効果

 

サンクコストとは、「回収が不可能になった投資費用」と本書では述べられています。

 

つまりサンクコスト効果とは、「これまで費やしたことがもったいなくてやめられない心理」のことを言っています。

 

 

このサンクコスト効果は、本書ではソーシャルゲームをやめられない理由の心理バイアスの一つとして紹介されました。

 

これ、めちゃくちゃ僕には刺さりました。(笑)

 

将棋ウォーズで毎日数局将棋を指していますが、あれってアカウント作ったばかりのころは昇級、昇段がしやすいんですよ。

で、初心者から始めた最初のアカウントで頑張って将棋が成長していったものの、対戦回数は必然的に増え昇級しづらくなってしまってたんです。

 

アカウントは基本1つしか持てないので、ある程度強くなったし新しいアカウントで心機一転した方が効率がいいなとずっと感じていました。

 

でも…1000勝1500敗みたいなおびただしい対戦数が載った戦績を見ると、

「こんなに戦いを積み上げてきたアカウント…消したくない…」とずっと葛藤してしまいました。

 

 

最後には泣く泣くアカウント削除したんですけどね(笑)。

 

このように僕は将棋ウォーズでしたが、もっと一般的に有名なゲームはこの効果をうまく使って利用者が離れないような戦略をとっているんだなと感じました。

 

ただ本書でも開設されているのですが、だいたいサンクコスト効果が人間に影響を与える場合、悪い方向に影響を与えるんですね。

つまり、サンクコスト効果に引っ張られて合理的な判断ができないということです。

 

 

「これまでの過程を無駄にしたくないから…」と何かの選択を迷っているようなときは、このサンクコスト効果に引っ張られていないか考えるといいかもしれませんね!

 

 

・解釈レベル理論

これは、なかなか難解な理論でした。

パッと言葉を見てもどんな理論かわからなくないですか?(笑)。

 

ですが著者は多くの例を用いて非常にわかりやすく解説してくれています!

 

 

ここでは、それをさらにざっくりと解説いたします!

 

解釈レベル理論を簡単にいうと、「時間的に遠いときは本質的な部分に注目し、時間的に近いときは表面的な部分に注目する」心理的バイアスのことです。

(本当は時間以外でも当てはまるのですが、今回はわかりやすく時間のみについて解説しています。)

 

例えば本書ではマリッジブルーがこれに当てはまると書いています。

結婚が決まったときはパートナーとの将来に胸を膨らませて高まる一方、いざ結婚が迫ってくるといろいろな細かいところに目が行き、ストレスになっていく。

 

これ、なるほどな~!と思いました。

サンクコスト効果は何となく感じていたところがありましたが、この解釈レベル理論は普段意識したこともなかったので、とても印象に残っています。

 

これ考えてみると、なんでもそうですよね?

 

例えば僕がテーマとしている、「初心者から新しい趣味を始める」ことだって、

 

趣味を探して面白そうな趣味を見つけたときはそれをやっている姿なんかを想像して、テンションが上がります。

 

ただ実際に始めてみると、細かい技術や準備が必要で長続きしない…

 

これも、始める前の時間的に遠いときは「趣味を楽しむ」という本質的なところに注目している一方で、

いざ始めようとしているときは道具、技術、知識といった表面的な細かいところに目が行っているという状態です。

 

 

 

人間、そういうものなんですね。(笑)

 

 

ただ本書ではこの人間の心理的バイアスを理解し、解釈レベル理論をうまく使う方法も説明してくれています。

そちらについてはぜひ、本書を読んでいただければと思います。

・プロスペクト理論

最後に、「プロスペクト理論」について解説します。
この理論は、普段何気なく買い物をしている中に非常に使われている理論です。
プロスペクト理論の肝は、「人は損得の絶対量ではなく、損得の変化量から喜びや悲しみを感じる」ということです。
例えば飲み会が一人5000円だとしても、
その5000円が「もともと3000円だったのが値上がりした5000円」というのと、「もともと8000円だったのが割引されて5000円」では全く感覚が違うと思います。
それの要因となっているのがこの心理的バイアスなんです。
このもともとの金額(3000円、8000円)のことを「参照点」といいますが、この参照点からの変化量が人間の喜び、悲しみを生み出しているのです!
これってまさに割引セールとかがそうですよね
アウトレットとか行くと、「この店いっつも割引セールしてるやん」ってなりません?
あれはまさに定価を参照点にして、割引させることによって買う方向に誘導してるんです。
これは考えればすぐわかることですが、心理学的で体系的に学んだことって意外となくないですか?
友達と買い物に行って、割引を見たら、
「プロスペクト理論使ってんな〜」
とドヤってください(嘘です、嫌われます)。
あとこれは僕の考えなのですが、貯金が難しいこともこれが関係してますよね。
貯金って普段の節約だったりが必要だと思います。
毎日外食してたのをちょっと自炊してみたり、仕事終わりにコンビニ行くのをやめたり
あれって仮にやめたときのことを考えても、一回一回のお金使う量は小さいので、参照点が500円とかなんですよね。
なので、500円→0円になる喜びってそこまで大きくないので、
「今回くらいいいか」ってなってしまうと思うんです。
うーん、心理学的にこの言動が説明できたのは嬉しいけど、なかなか実践するのは難しそうですね…笑。

〇最後に ~行動経済学を知ると日常生活が得に!~

ここまで、本書の中から僕的に非常に勉強になった3つの心理的バイアスについて紹介させていただきました!
いかがだったでしょうか。
人間って、日常生活でいろんなバイアスに誘導されまくっているのを知ると、
なんだかそれを今まで知らなかったのが損だったな〜と、僕は感じました。
この本にはこの3つ以外にも多くの心理的バイアスを紹介しています。
本書を読んで、より日常生活における選択、判断を合理的にしていきましょう!!
そして、このように僕たちが知らないことってたくさんありますよね。
解釈レベル理論をふまえて、
目の前の表面的な誘惑に負けず、これからも将来を見据えて、楽しく勉強していこうと思いました!!
最後までご覧いただきありがとうございました!