こんにちは!まろんぼーいです。
今回から、自分のアウトプットも兼ねて、定期的に僕が読んだ本を紹介していきたいと思います。
僕は結構本を読むのが好きで、本を読むのは趣味の1つになっています。
じゃあどんな本を読むのかというと、基本的に「教養本」です。
巷には多くの本があり、様々なジャンルの本にあふれています。
ただ僕が本に魅力を感じるのって、「自分が知らない新しい知識を増やすことができる」からなんです。
なので、小説だったりは全く読みません…(笑)。
あと「モチベーションアップ!」だったり、「行動しろ!」みたいな自己啓発もほとんど読みません。
たまーにテンション上げるために読みますが、基本的に達観してしまう癖があって、
「そうはいうけどそれはあくまでその人の考え方でしょ?科学に基づいていたり汎用性はあるの?」って思ってしまうタイプなんです(ひねくれてる(笑))
そうはいっても歴史的名著に関しては長い時代の淘汰の中で生き残ってきたので信ぴょう性があると思って読みますが!
なので僕は基本的に、「科学」や、「歴史」に基づいた知識本を読んでいます。
ただ僕、忘れやすい癖があって、よく読んだ本の内容を忘れてしまうんです…
なので、この場をお借りして、本の内容と僕の解釈を残していこうと思いました!
手っ取り早く「科学」や「歴史」についての知識を増やしたい人がいたら、この本の紹介シリーズを読んでいただいて、参考にしていただけると幸いです!
俺では早速行きましょう!
今回紹介する本
記念すべき第一回目の本はコチラです!
〇行動経済学とは?
〇面白い人間の心理的バイアス紹介
・サンクコスト効果
サンクコストとは、「回収が不可能になった投資費用」と本書では述べられています。
つまりサンクコスト効果とは、「これまで費やしたことがもったいなくてやめられない心理」のことを言っています。
このサンクコスト効果は、本書ではソーシャルゲームをやめられない理由の心理バイアスの一つとして紹介されました。
これ、めちゃくちゃ僕には刺さりました。(笑)
将棋ウォーズで毎日数局将棋を指していますが、あれってアカウント作ったばかりのころは昇級、昇段がしやすいんですよ。
で、初心者から始めた最初のアカウントで頑張って将棋が成長していったものの、対戦回数は必然的に増え昇級しづらくなってしまってたんです。
アカウントは基本1つしか持てないので、ある程度強くなったし新しいアカウントで心機一転した方が効率がいいなとずっと感じていました。
でも…1000勝1500敗みたいなおびただしい対戦数が載った戦績を見ると、
「こんなに戦いを積み上げてきたアカウント…消したくない…」とずっと葛藤してしまいました。
最後には泣く泣くアカウント削除したんですけどね(笑)。
このように僕は将棋ウォーズでしたが、もっと一般的に有名なゲームはこの効果をうまく使って利用者が離れないような戦略をとっているんだなと感じました。
ただ本書でも開設されているのですが、だいたいサンクコスト効果が人間に影響を与える場合、悪い方向に影響を与えるんですね。
つまり、サンクコスト効果に引っ張られて合理的な判断ができないということです。
「これまでの過程を無駄にしたくないから…」と何かの選択を迷っているようなときは、このサンクコスト効果に引っ張られていないか考えるといいかもしれませんね!
・解釈レベル理論
これは、なかなか難解な理論でした。
パッと言葉を見てもどんな理論かわからなくないですか?(笑)。
ですが著者は多くの例を用いて非常にわかりやすく解説してくれています!
ここでは、それをさらにざっくりと解説いたします!
解釈レベル理論を簡単にいうと、「時間的に遠いときは本質的な部分に注目し、時間的に近いときは表面的な部分に注目する」心理的バイアスのことです。
(本当は時間以外でも当てはまるのですが、今回はわかりやすく時間のみについて解説しています。)
例えば本書ではマリッジブルーがこれに当てはまると書いています。
結婚が決まったときはパートナーとの将来に胸を膨らませて高まる一方、いざ結婚が迫ってくるといろいろな細かいところに目が行き、ストレスになっていく。
これ、なるほどな~!と思いました。
サンクコスト効果は何となく感じていたところがありましたが、この解釈レベル理論は普段意識したこともなかったので、とても印象に残っています。
これ考えてみると、なんでもそうですよね?
例えば僕がテーマとしている、「初心者から新しい趣味を始める」ことだって、
趣味を探して面白そうな趣味を見つけたときはそれをやっている姿なんかを想像して、テンションが上がります。
ただ実際に始めてみると、細かい技術や準備が必要で長続きしない…
これも、始める前の時間的に遠いときは「趣味を楽しむ」という本質的なところに注目している一方で、
いざ始めようとしているときは道具、技術、知識といった表面的な細かいところに目が行っているという状態です。
人間、そういうものなんですね。(笑)
ただ本書ではこの人間の心理的バイアスを理解し、解釈レベル理論をうまく使う方法も説明してくれています。
そちらについてはぜひ、本書を読んでいただければと思います。
・プロスペクト理論
〇最後に ~行動経済学を知ると日常生活が得に!~